[日時] 2018年1月2日―1月14日(日) 10時30分~20時30分
[場所] GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店EVENT SPACE
[作品] 幅32m×長さ2.5m 水墨抽象画ならびに8曲屏風2点
[企画] 美術評論家・勅使河原純
[概要] 人類史上はじめて美術遺伝子の姿を世界の皆様にご披露する、「天才が伝える未夢」はまさにDNA遺伝子ゲノムの解析に歩調を合わせて、インプロヴィゼーションのスタイルをとった美術アート遺伝子の一大公開と言えましょう。
中国文明を、その根本からもっとも正統的に伝える美術遺伝子「meme」を、流麗な筆にのせてヴィジュアル・ワールド(可視世界)へと伝えられる稀有なアーティストである婁正綱は、書の才能に加えて、知識・知力および記憶力が評価され、中国政府より「智力超常児童」として認定され、特別教育を施されました。
さまざまな活動を通して、いつしか中国の美術遺伝子「meme」をしばしばトランスクリプション(転写)され、これを自らのプール(芸術的培地)に深く生育されるようになりました。その「meme」を「未夢(ミーム)」と命名・翻訳しました。二つの文字「未」と「夢」には、人々の夢はすでに叶えられはじめたのだという力強いメッセージが、深く籠められています。